愛媛県縫製品工業組合沿革
- 明治28年頃の今治は全国有数の綿織物産地で、その発展に伴い足踏みミシン15台を備えた縫製部を創業したのが始まりです。この創業者は、自社で生産した綿織物を利用して、農村向けに作業服やズボンなどを製造・販売し、新たな販路を開拓しました。
- 1950年代からアメリカによる縫製品(繊維・衣料)の輸出規制が段階的に始まり昭和46年に更に厳しくなりました。
- 昭和47年5月17日「愛媛県縫製品工業組合」が県内50社により縫製加工業の統括団体として設立されました。組合設立後は縫製業者の集合体・支援機関として、業界の環境変化に対応して来ました。
〇平成6年「地場産品産地ブランド形成推進事業」を受託
〇平成7年「活路開拓ビジョン調査事業」にて創造的産地体質の構築とマーケットインへの脱皮として業界活性化の方策を調査し組合員に提言
〇平成9年「技能実習制度」にて中国からの実習生の受入れを開始し、国際貢献にも寄与する取り組みを始める。
〇平成14年「中小企業活路開拓調査」にてITを駆使した新しい企画、デザイン、生産、販売システムの導入について調査事業を実施
〇平成28年愛媛県のPRキャラクター「みきゃん」をデザインしたTシャツを作成。糸の開発から染色や縫製まで県内企業が一貫して手がけ、県内企業の技術を集めることで、高品質の商品を作り、新たな収益源として育て、愛媛国体、愛媛マラソン、サイクリングしまなみ等、県内イベントを盛り上げました。
〇平成29年技能実習法(正式名称:外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律)が施行され、管理団体として登録
〇平成30年ファションデザイナー矢内原充志氏、提案ブランド「FACTORY LINE」に組合員数社が参画して取り組んだ
〇平成31年「FACTORY LINE」にて制作した作品を横浜シルクセンターで開催された矢内原充志氏、主催のコトブキヤインサイドプロジェクトに作品協賛
〇令和7年 組合員のためにする特定技能外国人支援事業及び特定技能外国人に係る職業紹介事業の登録

